【農業の勉強における雑記】草むしりについて考える
これからどんどん暑くなってくると色々な草花が生き生きしてきます。
雑草たちも例外ではありません。
庭仕事は草むしりとの戦いなのかと思わんばかりの勢力で、すくすくとたくましく雑草たちは育ちます。
植えてある花が影を薄めるほどに精力を伸ばした雑草だらけの庭はなんだか野性味あふれて、美しいとは言えません…
毎年のようにうちの母が自宅の庭の草むしりに追われて大変そうにしているのをみていました。
草むしりのメリットは庭を美しく保つだけ?
草やぶになると虫に刺されやすくなるし、庭に近づきたくなくる。それを防ぐためもあると思います。
いえいえ、それだけではありません!!
雑草で覆われて植物同士が過密になると多湿になり、植物が病気になりやすくなる可能性があるのです。
野菜を育ててみて思ったのは、いかに植物が病気や害虫に負けないかを考えること。
よく、"何センチ間隔に間引く"とか書いてあるけど、そんな勿体無いことできないよー とばかりに密に植わっていたプランター植物たち。
間引きの目的の一つも植物たちの風通しを良くするというものです。
だから、草むしりは手を抜いてはいけないのです。
草むしりは引っこ抜けばいいと思っていましたが、
『刈り取る』ほうが除草効果があります。
引っこ抜くと、土に埋まって眠っていた雑草の種に光が当たって、新たな雑草出現に繋がるからです。
見た目なきれいな庭や畑は人間だけでなく、育てている植物たちにも優しい空間なんですね(*^ω^*)